皆さんはパソコンや編み物など手先を動かしすぎると指や腕が痛くなることはありませんでしょうか?
この症状は腱鞘炎という病気かもしれません。
腱鞘炎とは?
腱鞘炎とは、手や腕の過剰な使用によって引き起こされる炎症性状態です。
その症状を無視し続けることによって、
手根管症候群やばね指など他の病気になってしまう可能性がありますので、
心当たりがある方はこの記事をご覧いただければと思います。
腱鞘炎の対策方法
手や腕の過剰な使用によって引き起こされる腱鞘炎の症状を軽減するために、以下の対策を試してみてください。
- 作業中の休憩;長時間のパソコン作業や編み物など手を使う作業を行う際には、こまめな休憩を取りましょう。
- 適切な姿勢の維持: パソコン作業などでは、正しい姿勢を保つことが重要です。デスクや椅子の高さを調節し、背筋を伸ばした状態で作業しましょう。
- リストサポートの使用: 手首をサポートするためのリストバンドやサポーターを使用することで、負担を軽減できます。
- ストレッチやエクササイズ: 定期的なストレッチや手首のエクササイズを行うことで、手や腕の筋肉を緩め、血行を促進しましょう。
腱鞘炎に対してでは最も効果的なのは安静です。
これはゆるぎない一番の治療法になります。
ただ、仕事で安静にすることができない人はいますよね?腱鞘炎の症状が続く場合は、早めに診察を受けることをお勧めします。
その症状を放っておくと、
腕が痛いことにより指や肩で腕の力を補うことになります。
それにより先ほど言っていた手根管症候群や頚椎症や肩関節周囲炎などの病気につながってしまいます。
腱鞘炎の対処法
もちろん、病院になかなか行けない人もいると思いますので、下に自分でできるストレッチ方法を記載いたしますね。
- 手首のストレッチ: 手を前方に伸ばし、反対側から優しく引っ張ることで手首を伸ばします。その後、手を反対方向に曲げます。このストレッチを数回繰り返しましょう。
- 手指のストレッチ: 一本ずつ指を伸ばし、引っ張ることで手指の筋肉を緩めます。
- 腕のストレッチ: 腕を身体の前で水平に伸ばし、反対側から優しく引っ張ることで腕の筋肉を伸ばします。
これらのストレッチは、腱鞘炎の症状を緩和し、血行を促進するのに役立ちます。
一時的にはストレッチなどで改善する場合があります。もちろん、効果がない場合が受診するようにしてくださいね。
皆さんの参考になればと思います。